帯は◯◯に結ぶ?
2018年11月2日

少し帯についてお話ししましょう。
昔、帯はかつては前に結んでいたんです。
後ろに結ぶようになったのは
おおよそ、寛永の末あたりで
寛永と言っても何処の時代だか(笑)
分かりませんね。
江戸幕府の徳川家光の頃です。
享保の頃になると特定の女子だけを除いて
後ろに結ぶ風習に変わりました。
あっ(笑)享保の将軍は徳川吉宗でした。
暴れん坊将軍の時代だと言えば
ピンと来るかもしれませんね。
特定と言うのは
一般庶民の既婚の女性と遊女でした。
記録によると未婚の女性と武家の妻女は
早くから後ろで結ぶ帯に変わってたようです。

衣服を着るときに紐などを結ぶ必要がある時
前に結んだ方が便利です。
世界のどの民族衣装をみても前で結びますよね。
後ろで結ぶのは日本の着物だけです。
そんなところから
世界の人は、日本人の掌を
マジック・ハンドと呼ぶそうです(笑)

そう! そのマジック・ハンドに
着付けて貰うには愛和服しかありませんよ。
めっちゃ(笑)強気。
でも、でも、
どの帯結びも素敵でしょ?