着物の衿合わせって?

着物の衿合わせって?

さて。

今回は着物の衿合わせについてです。

 

まずは、『着物は右前に着る』が決まりです。

 

これに関しては、1200年前にさかのぼります。

衿合わせが『右前』と統一されたのが

719(養老3)年のことで

それまでは特別な決まりは無かったようです。

 

元正天皇により『衣服令』が発令され

衿は先に右を合わせる着装法

『右衽着装法(うじんちゃくそうほう)』が定め

られました。

 

以来、

着物の衿合わせは『右前』習わしになって

現代に至っています。

 

だとしても(笑)

混乱してしまいます。



そこで、

 

着物の衿合わせで間違えない覚え方を

いくつかご紹介します。

 

◉右利きが多いので右手で懐に

入れることが出来る。



◉女性の場合は、いつもの服の逆。

男性は服と同じ。



◉着物姿を人から見られる時

小文字の『y』のように見える。

 

 

このどれかを覚えておけば

今後、衿合わせに迷わなくなると思います。

 

 

こんなにも

間違えるとダメですよ〜って言うのは

仏式の葬儀で亡くなった方に

逆の左前に着せるんですよ。

 

その時の着物は

経帷子(きょうかたびら)と言って

生前と逆の衿合わせをして

死後の世界へお送りする習わしがあります。

着物を左前に着ると

『早死にする』なんて言われて

縁起が悪いですからね。

 

浴衣をたまに着るだけという方だと

左前で着てしまってる方を

見かけることもあります。

外出先で気づいても

帯を締めているので、

衿合わせを直せませんから。

 

 

ほんとにほんとに

 

気をつけましょう〜!!!